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06月10日-01号

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  1. 福山市議会 2011-06-10
    06月10日-01号


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    平成23年第4回( 6月)定例会          平成23年第4回福山市議会定例会会議録(第1号)          ────────────────────────2011年(平成23年)6月10日(金) ────────────────── 議 事 日 程 (第1号)2011年(平成23年)6月10日           午前10時開議第 1        会議録署名議員の指名第 2        会期の決定第 3 報第  5号 市道路線の廃止の専決処分の報告について第 4 報第  6号 平成22年度福山市一般会計継続費繰越計算書の報告について第 5 報第  7号 平成22年度福山市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について第 6 報第  8号 平成22年度福山市都市開発事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について第 7 報第  9号 平成22年度福山市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について第 8 報第 10号 平成22年度福山市集落排水事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について第 9 報第 11号 平成22年度福山市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について第10 報第 12号 平成22年度福山市病院事業会計予算繰越使用の報告について第11 報第 13号 平成22年度福山市水道事業会計予算繰越使用の報告について第12 報第 14号 平成22年度福山市工業用水道事業会計予算繰越使用の報告について第13 報第 15号 福山市土地開発公社事業経営状況の報告について第14 報第 16号 財団法人備後地域地場産業振興センター事業経営状況の報告について第15 報第 17号 公益財団法人ふくや芸術文化振興財団事業経営状況の報告について第16 報第 18号 財団法人福山勤労福祉・文化振興会の事業経営状況の報告について第17 報第 19号 財団法人福山体育振興事業団事業経営状況の報告について第18 報第 20号 財団法人福山青少年育成事業団事業経営状況の報告について第19 報第 21号 財団法人福山かんなべ文化振興会事業経営状況の報告について第20 議第 55号 平成23年度福山市競馬事業特別会計補正予算市長専決処分の承認を求めることについて第21 議第 56号 福山市税条例の一部改正について第22 議第 57号 福山市国民健康保険条例の一部改正について第23 議第 58号 福山市下水道条例の一部改正について第24 議第 59号 大津野ポンプ場築造工事(土木工事)請負契約締結について第25 議第 60号 福山市立向丘中学校南棟校舎改修工事請負契約締結について第26 議第 61号 新たに生じた土地の確認及び町の区域の変更について第27 議第 62号 公の施設(福山市神辺斎場)の指定管理者の指定について第28 議第 63号 公の施設(福山市駅南地下送迎場)の指定管理者の指定について第29 議第 64号 市道路線の認定について第30 議第 65号 市道路線の廃止について ────────────────── 本日の会議に付した事件諸般の報告以下議事日程のとおり ────────────────── 出 席 議 員      1番  井 上 博 之      2番  門 田 雅 彦      3番  落 合 真 弓      4番  和 田 芳 明      5番  藤 原   平      6番  大 塚 忠 司      7番  榊 原 則 男      9番  式 部 昌 子     10番  岡 崎 正 淳     11番  土 屋 知 紀     12番  大 田 祐 介     13番  今 岡 芳 徳     14番  西 本   章     15番  高 橋 輝 幸     16番  中 安 加代子     17番  高 田 健 司     18番  五阿彌 寛 之     19番  千 葉 荘太郎     20番  塚 本 裕 三     21番  熊 谷 寿 人     22番  池 上 文 夫     23番  高 木 武 志     24番  宮 地 徹 三     25番  瀬 良 和 彦     26番  浜 本 洋 児     27番  神 原 孝 已     28番  桑 田 真 弓     29番  法 木 昭 一     30番  稲 葉 誠一郎     31番  早 川 佳 行     32番  佐 藤 和 也     33番  須 藤   猛     34番  黒 瀬 隆 志     35番  池ノ内 幸 徳     36番  小 川 勝 己     37番  小 林 茂 裕     38番  川 崎 卓 志     39番  桑 原 正 和     40番  村 井 明 美     41番  徳 山 威 雄     42番  上 野 健 二     43番  小 川 眞 和     44番  蔵 本   久     45番  背 尾 博 人     46番  三 谷   積 ────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長      羽 田   皓  副市長     岡 崎   忞  副市長     開 原 算 彦  市長公室長   小 川 智 弘  企画総務局長  内 田   亮  企画部長    橋 本 哲 之  企画部参与   野 原 史 子  福山市立大学事務局長          山 口 善 弘  総務部長    道 廣 修 二  総務課長    佐 藤 元 彦  総務部参与   坂 本 正 文  財政局長    佐 藤 彰 三  財政部長    徳 重   誠  財政課長    小 林 巧 平  税務部長    亀 田 繁 樹  競馬事務局長  杉 原 郁 充  経済環境局長  松 浦 良 彦  経済部長兼企業誘致推進担当部長          渡 邉 清 文  商工課長    佐 伯 隆 司  労政課長    岡 本 浩 男  農林水産担当部長石 岡   徹  環境部長    杉 野 昌 平  保健福祉局長  勝 岡 慎 治  福祉部長兼福祉事務所長          亀 澤 浩 一  長寿社会応援部長奥 田 龍 男  保健部長兼保健所次長          廣 田   要  保健所長兼保健部参与          村 尾 正 治  児童部長    岸 田 清 人  市民局長    近 藤 洋 児  市民部長    藤 原 時 晴  まちづくり推進部長          金 尾 和 彦  青少年課長   松 田 宗 久  松永支所長   池 田 峯 男  北部支所長   桑 田 正 國  東部支所長   井 上 俊 夫  神辺支所長兼川南まちづくり担当部長          寺 岡 千佳雄  市民病院参事  若 井 久 夫  市民病院事務部長下 江 正 文  建設局長    石 井 副 夫  建設局参事   石 崎 隆 弘  建設管理部長  中 島 智 治  土木部長    松 浦 昭 夫  農林土木部長  佐々木 敏 文  都市部長    松 枝 正 己  建築部長    森 近 恒 夫  下水道部長   桒 田 卓 弥  下水道部参与  平 上 和 彦  会計管理者   藤 井 睦 雄  教育長     吉 川 信 政  管理部長    田 口 繁 則  スポーツ振興課長坂 本 泰 之  学校教育部長  三 好 雅 章  社会教育部長  石 井 康 夫  文化課長    村 上 寿 広  選挙管理委員会事務局参与          前 田 修 嗣  水道企業管理者水道局長          赤 澤   收  業務部長    久 保 卓 三  業務部参与   井 上 憲 治  工務部長    吉 井 澄 雄  浄水担当部長  小 出 純 二  消防担当局長  渡 壁 博 夫  消防担当部長  田 中 一 士  消防担当部長  藤 井 雅 之  代表監査委員  堀   径 扇 ────────────────── 事務局出席職員  事務局長    池 田 幸 博  庶務課長    佐 藤 卓 也  議事調査課長  村 上 博 章  議事調査課長補佐高 橋 弘 人  議事担当次長  石 田   浩  書記      岡 田 弘 美  書記      平 川 真二郎  書記      門 田 恭 司  書記      渡 邉 美 佳  書記      鈴 鹿 誠 治  書記      木 村 仁 美 ──────────────────            午前10時開会 ○議長(徳山威雄) ただいまから平成23年第4回福山市議会定例会を開会いたします。 ────────────────── ○議長(徳山威雄) これより本日の会議を開きます。 ────────────────── ○議長(徳山威雄) ただいまの出席議員45人であります。 ────────────────── △諸般の報告 ○議長(徳山威雄) 日程に入るに先立ち,諸般の報告をいたします。 監査委員から,2011年平成23年2月分,3月分及び4月分の例月出納検査結果の報告がありましたので,写しをお手元に配付いたしております。 以上の報告について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,諸般の報告を終了いたします。 ────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(徳山威雄) これより日程に入ります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第76条の規定により議長において,19番千葉荘太郎議員及び24番宮地徹三議員を指名いたします。 ────────────────── △日程第2 会期の決定 ○議長(徳山威雄) 次に,日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は本日から6月24日までの15日間といたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) 御異議なしと認めます。したがって,会期は15日間と決定いたしました。 ────────────────── △日程第3 報第5号 市道路線の廃止の専決処分の報告について ○議長(徳山威雄) 次に,日程第3 報第5号市道路線の廃止の専決処分の報告について説明を求めます。 ◎総務課長(佐藤元彦) 報第5号市道路線の廃止の専決処分の報告についてを御説明申し上げます。 この専決処分は,道路法第10条第1項の規定により,市道南手城18号線について,県道編入に伴う路線の廃止を行うにつき,地方自治法第180条第1項の規定により市長において専決処分をいたしましたので,同条第2項の規定により御報告するものでございます。 専決年月日,専決番号等につきましては,議案に掲げているとおりでございます。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,報第5号を終了いたします。 ────────────────── △日程第4 報第6号 平成22年度福山市一般会計継続費繰越計算書の報告について ○議長(徳山威雄) 次に,日程第4 報第6号平成22年度福山市一般会計継続費繰越計算書の報告について説明を求めます。 ◎財政課長(小林巧平) 報第6号平成22年度福山市一般会計継続費繰越計算書の報告についてを御説明申し上げます。 本件は,一般会計継続費のうち,年度内に支出が終わらなかったものについて翌年度へ繰り越す額が確定いたしましたので,地方自治法施行令第145条第1項の規定により御報告するものでございます。 事業は,第10款教育費,第5項大学費の大学建設事業で,平成22年度予算現額31億8851万71円に対して,支出済額及び支出見込み額が29億3870万9652円となり,差し引き2億4980万419円を翌年度へ逓次繰り越しするものでございます。繰越理由,完成予定年月日は,参考欄へ記載しているとおりでございます。 どうぞよろしくお願いいたします。
    ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,報第6号を終了いたします。 ────────────────── △日程第5 報第7号 平成22年度福山市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてから日程第8 報第10号 平成22年度福山市集落排水事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてまで ○議長(徳山威雄) 次に,日程第5 報第7号平成22年度福山市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてから日程第8 報第10号平成22年度福山市集落排水事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてまでの4件を一括して説明を求めます。 ◎財政課長(小林巧平) 報第7号平成22年度福山市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について御説明申し上げます。 本件は,一般会計において議決をいただいておりました繰越明許費の翌年度への繰越額が確定をいたしましたので,地方自治法施行令第146条第2項の規定により御報告するものでございます。 繰越事業は,第2款総務費,第1項総務管理費の庁舎等施設維持整備事業を初め,裏面の第11款災害復旧費,第4項土木施設災害復旧費土木施設災害復旧事業までの45件で,議決をいただいております限度額45億8881万円に対し,翌年度繰越額は42億6623万8000円となったものでございます。繰越理由,完成予定年月日は,次ページ以降に記載のとおりでございます。 次に,報第8号平成22年度福山市都市開発事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを御説明申し上げます。 本件は,都市開発費のうち川南土地区画整理事業について繰越限度額と同額3420万円を翌年度へ繰り越すものでございます。繰越理由,完成予定年月日は,参考欄に記載のとおりでございます。 次に,報第9号平成22年度福山市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について御説明申し上げます。 本件は,下水道建設費のうち都市計画下水道建設事業は,瀬戸・水呑幹線築造工事などを内容とし,翌年度繰越額は13億4280万円でございます。また,2件目の下水道整備事業は,取りつけ管埋設工事などで,翌年度繰越額は9700万円となり,2件の合計で繰越限度額14億6100万円に対しまして,翌年度繰越額が14億3980万円となったものでございます。繰越理由,完成予定年月日は,参考欄へ記載のとおりでございます。 次に,報第10号平成22年度福山市集落排水事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを御説明申し上げます。 本件は,内海西部地区漁業集落排水事業費集落排水施設整備事業について1億5690万円,集落排水事業基金積立金について975万6000円の2件の合計1億6665万6000円を繰越限度額と同額翌年度へ繰り越すものでございます。繰越理由,完成予定年月日は,参考欄に記載のとおりでございます。 以上で,報第7号から報第10号までの説明とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,報第7号から報第10号までの4件を終了いたします。 ────────────────── △日程第9 報第11号 平成22年度福山市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について ○議長(徳山威雄) 次に,日程第9 報第11号平成22年度福山市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について説明を求めます。 ◎財政課長(小林巧平) 報第11号平成22年度福山市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告についてを御説明申し上げます。 本件は,地方自治法施行令第150条第3項の規定において準用します第146条第2項の規定により御報告するものでございます。 事業は,第3款民生費,第1項社会福祉費の特別養護老人ホーム施設建設費補助で,東日本大震災の影響により,当該補助対象となる事業の完了が遅延をし,年度内に支出ができなかったことによるものでございます。翌年度繰越額は5160万円で,完成年月日は参考欄に記載のとおりでございます。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,報第11号を終了いたします。 ────────────────── △日程第10 報第12号 平成22年度福山市病院事業会計予算繰越使用の報告について ○議長(徳山威雄) 次に,日程第10 報第12号平成22年度福山市病院事業会計予算繰越使用の報告について説明を求めます。 ◎財政課長(小林巧平) 報第12号平成22年度福山市病院事業会計予算繰越使用の報告についてを御説明申し上げます。 本件は,地方公営企業法第26条第1項の規定により,平成22年度病院事業会計予算を繰り越すことといたしましたので,同条第3項の規定により御報告するものでございます。 事業は,公営企業会計システム整備事業で,医療情報システムの更新に係る委託料1950万円を翌年度へ繰り越すものでございます。繰越理由につきましては説明欄に,また完成予定年月日につきましては参考欄に記載のとおりでございます。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,報第12号を終了いたします。 ────────────────── △日程第11 報第13号 平成22年度福山市水道事業会計予算繰越使用の報告について及び日程第12 報第14号 平成22年度福山市工業用水道事業会計予算繰越使用の報告について ○議長(徳山威雄) 次に,日程第11 報第13号平成22年度福山市水道事業会計予算繰越使用の報告について及び日程第12 報第14号平成22年度福山市工業用水道事業会計予算繰越使用の報告についての2件を一括して説明を求めます。 ◎業務部参与(井上憲治) 報第13号平成22年度福山市水道事業会計予算繰越使用の報告についてを御説明申し上げます。 本件は,地方公営企業法第26条第1項の規定により,平成22年度福山市水道事業会計予算予算繰越計算書のとおり繰り越すこととしましたので,同法同条第3項の規定により議会へ御報告するものでございます。 繰り越しの事業名は,第六期拡張事業,配水管整備事業配水管改良事業並びに施設改良事業の4事業で,翌年度への繰越額の合計は7億8861万7376円でございます。繰り越しの理由につきましては説明欄に,完成予定年月日につきましては下段の参考に記載のとおりでございます。 続きまして,報第14号平成22年度福山市工業用水道事業会計予算繰越使用の報告についてを御説明申し上げます。 本件は,地方公営企業法第26条第1項の規定により,平成22年度福山市工業用水道事業会計予算予算繰越計算書のとおり繰り越すこととしましたので,同法同条第3項の規定により議会へ御報告するものでございます。 繰り越しの事業名は,工業用水道第二期改築事業並びに施設改良事業の2事業で,翌年度への繰越額の合計は2億371万6771円でございます。繰り越しの理由につきましては説明欄に,完成予定年月日につきましては下段の参考に記載のとおりでございます。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,報第13号及び報第14号の2件を終了いたします。 ────────────────── △日程第13 報第15号 福山市土地開発公社事業経営状況の報告について ○議長(徳山威雄) 次に,日程第13 報第15号福山市土地開発公社事業経営状況の報告について説明を求めます。 ◎財政課長(小林巧平) 報第15号福山市土地開発公社事業経営状況の報告について御説明申し上げます。 公社等事業経営状況の概要で説明をさせていただきます。 本件は,地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告をするものでございます。 根拠規定等につきましては,以下で御報告いたします他の団体についても同様でございます。 1ページの福山市土地開発公社についてであります。 表の左側,2010年度平成22年度の1の事業実施状況であります。一般国道2号改築福山道路用地の処分を実施をし,金額は3億3451万2000円でございます。 次に,2の収支状況でございます。収益的収支では,収入が公有地取得事業収益など3億5134万5000円,支出が公有地取得事業原価など3億3706万2000円となり,差し引き1428万3000円の当期純利益を確保したものでございます。 資本的収支では,収入は長期借入金など65億1819万6000円,支出は償還金などで67億4063万円となったものでございます。 3のその他の(1)準備金は,当期の純利益1428万3000円を加えた当期末準備金が15億8644万7000円,また(2)の土地保有高等の状況は,面積が5665.89平方メートルの減で,期末残高が21万1673.11平方メートル,また金額は2億9155万3000円減少し,期末残高が66億7416万3000円となったものでございます。 次に,表の右側,2011年度平成23年度の概要でございます。 1の事業計画では,取得事業として公有地取得事業など2億1000万円,また処分事業は同じく公有地取得事業2件で,金額は7億236万9000円でございます。 2の予算でございます。収益的収支では,収入が公有地取得事業収益などで7億1769万9000円,支出が公有地取得事業原価などで7億297万9000円で,差し引き1472万円の利益を見込むものでございます。 また,資本的収支では,収入が長期借入金など62億5426万8000円,支出が公有地取得事業費など69億5379万9000円を見込むものでございます。 以上で,福山市土地開発公社事業経営状況の報告についてを御説明いたしました。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,報第15号を終了いたします。 ────────────────── △日程第14 報第16号 財団法人備後地域地場産業振興センター事業経営状況の報告について ○議長(徳山威雄) 次に,日程第14 報第16号財団法人備後地域地場産業振興センター事業経営状況の報告について説明を求めます。 ◎商工課長(佐伯隆司) 報第16号財団法人備後地域地場産業振興センター事業経営状況の報告について御説明いたします。 お手元の資料2ページをお願いいたします。 左側の2010年度平成22年度の1の事業実施状況でありますが,地域資源活用販路開拓等支援事業など7事業の実施状況と管理・営業費用などの財政上の状況をお示ししております。 具体的には,地域資源活用販路開拓等支援事業では,じばさんフェアの開催を初め,各見本市への出展を行い,広域的に産地製品の普及拡大に努めたところであります。地域産業活性化推進事業では,福山大学との連携による公開講座の開催や広島県アパレル工業組合との共催によるセミナーの開催をいたしました。中小企業勤労者福祉共済事業では,勤労者の福祉の向上を図るために,生活安定事業余暇活動事業などを行ってまいりました。その他といたしまして,建物の維持管理費や人件費を中心とした管理・営業費用など合わせ,事業に要した金額は2億3160万7000円であります。 次に,2の収支状況でありますが,一般会計と2つの特別会計を合わせ,収入の合計額は2億3160万7000円となっております。支出につきましては,合計額は1億7956万2000円で,差し引き5204万5000円の繰り越しとなっております。 3のその他の項でありますが,これはセンターの利用状況をお示ししたものであります。 次に,右側の2011年度平成23年度の1の事業計画でありますが,地場産品PR事業など7事業に取り組むことといたしております。 地場産品PR事業では,生産者と関係業界及び一般消費者が直接触れ合うことのできるじばさんフェアを開催し,産地製品の一層の普及拡大を行ってまいります。福山市からの受託事業である人材育成ネットワーク事業では,大学,産業支援機関等の垣根を越えた人材育成ネットワークを構築し,企業の求める人材育成事業を実施するとともに,産学官の交流の場を設け,企業の新技術開発や産学共同研究を促進してまいります。その他,地場産品販路拡大事業や中小企業勤労者福祉共済事業など,地場産業の活性化と勤労者の福祉向上を図るための諸事業を計画いたしております。 2の予算でありますが,一般会計と2つの特別会計を合わせ,収入支出それぞれ2億879万7000円が本年度の予算であります。 以上で,財団法人備後地域地場産業振興センター事業経営状況の概要についての御報告とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,報第16号を終了いたします。 ────────────────── △日程第15 報第17号 公益財団法人ふくや芸術文化振興財団事業経営状況の報告について ○議長(徳山威雄) 次に,日程第15 報第17号公益財団法人ふくや芸術文化振興財団事業経営状況の報告について説明を求めます。 ◎文化課長(村上寿広) 報第17号公益財団法人ふくや芸術文化振興財団事業経営状況の報告について御説明いたします。 公社等事業経営状況の概要3ページをお願いいたします。 左側のページからになります。 2010年度平成22年度の事業実施状況でございます。区分欄1の自主事業は,事業費1億4105万1000円で,展覧会,鑑賞事業といたしまして,美術館がトリック・アートの世界など,文化ホールが東京バレエ団「ジゼル」などを,また文学館,書道美術館におきましてもそれぞれ記載しております事業などを実施いたしました。 次に,区分欄2の指定管理事業は,事業費3億8744万1000円で,展覧会等事業といたしまして,美術館では黄金美術などを,文学館,福山城博物館におきましてもそれぞれ記載しております事業などを実施いたしました。 また,区分欄5の美術品取得特別会計における事業として,美術品の補修などを行っております。なお,寄贈などと合わせた美術品の年度末累計は2506点になります。 財団全体の支出合計額欄につきましては,8億968万5000円となっております。 続きまして,2の収支状況についてでございます。一般会計を含めた3会計の収入の合計は,(4)の財団合計の収入欄8億1816万7000円で,支出の合計が8億968万5000円となっており,差し引き848万2000円が次期繰越額となっております。 なお,事業費の内訳といたしましては,(4)の財団合計の施設別の支出額欄になります。文化ホールが4億1754万1000円,美術館が2億4097万3000円,以下,表にお示ししております金額となっております。 続きまして,右側のページをお願いいたします。 2011年度平成23年度の事業計画でございます。このたび当財団が公益財団法人へ移行したことを受け,事業区分を見直ししております。区分欄1の芸術文化振興事業につきましては,文化ホールで松竹大歌舞伎などを,美術館で松本コレクションなどを,また書道美術館,文学館,福山城博物館におきましてもそれぞれ掲げる事業を計画いたしております。 次に,区分欄2の収益事業では,文化ホールにおける自販機設置などによる施設利用者サービス事業などを実施することといたしております。 続いて,区分欄3の地域社会貢献事業では,文化ホールなどにおける公益以外の貸し館や駐車場の運営などを行うものであります。 続きまして,2の予算の表でございます。こちらの表示も公益法人会計基準の運用指針に基づき,従来の収支予算ベースから正味財産増減計算ベースで作成をいたしております。 経常費用の主なものといたしまして,(1)の芸術文化振興事業の経常費用の区分欄になります。文化ホールが3億333万7000円,美術館が2億5373万2000円などで,総額は(1)の芸術文化振興事業から(4)の法人会計までの合計で,上段の事業計画の合計額欄8億5049万円となっております。 以上,公益財団法人ふくや芸術文化振興財団事業経営状況の概要について御説明いたしました。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,報第17号を終了いたします。 ────────────────── △日程第16 報第18号 財団法人福山勤労福祉・文化振興会の事業経営状況の報告について ○議長(徳山威雄) 次に,日程第16 報第18号財団法人福山勤労福祉・文化振興会の事業経営状況の報告について説明を求めます。 ◎労政課長(岡本浩男) 報第18号財団法人福山勤労福祉・文化振興会の事業経営状況の報告についてを御説明いたします。 公社等事業経営状況の概要の4ページをお願いいたします。 表の左側の2010年度平成22年度の事業実施状況であります。福山市沼隈サンパル管理運営事業から福山市沼隈サンパルにおける受託事業までの7事業を実施いたしております。 福山市沼隈サンパル管理運営事業では,福山地域職業訓練センターと文化センターの管理運営を行っております。次に,福山市沼隈サンパルにおける受託事業は,福山市から委託された女性雇用支援事業として,医療事務講座など15講座の実施や,独立行政法人雇用・能力開発機構広島センターなどから委託された職業訓練として,経理事務など6科目を実施いたしております。次に,福山市沼隈サンパル及び福山市ぬまくま文化館における自主事業では,ピラティス&ウォーキング講座など19講座の実施やひな人形展などの事業を行っております。次に,福山市ぬまくま文化館指定管理運営事業は,福山市ぬまくま文化館の管理を受託し,その運営を行っているものであります。福山市沼隈サンパルにおける文化事業は,米良美一トーク&コンサートの開催やサンパルオーケストラなどの音楽愛好家の育成を目的としたミュージックトレーニング事業を実施いたしております。 続いて,2の収支状況でございます。一般会計など4会計の収入の合計は,福山市からの委託料,補助金及び雇用・能力開発機構広島センターなどからの委託料や事業収入などにより7054万円となり,支出合計5867万5000円を差し引いた1186万5000円が次期繰越額となっております。 続きまして,3のその他,利用者でございます。福山市沼隈サンパルの利用者数は6万1921人,福山市ぬまくま文化館の入館者数は1万671人でございます。 以上が2010年度平成22年度の事業報告でございます。 次に,右側の欄をお願いいたします。 2011年度平成23年度の事業計画です。福山市沼隈サンパル管理運営事業を初めとしまして7事業を計画しております。自主事業は,福山市沼隈サンパルにおいては認定職業訓練講座などを,また福山市ぬまくま文化館では文化講座などを実施することといたしております。受託事業は,引き続き福山高等技術専門校などの職業訓練を受託し,経理事務科など5事業を計画いたしております。また,働く女性の資格取得にかかわる事業として,女性雇用支援事業を実施することとしております。 自主事業,受託事業合わせまして,支出合計6645万1000円,収入としまして,福山市と福山高等技術専門校などからの委託料が主となります6645万1000円と同額となっております。 以上,財団法人福山勤労福祉・文化振興会の事業経営状況の概要について御説明いたしました。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,報第18号を終了いたします。 ────────────────── △日程第17 報第19号 財団法人福山体育振興事業団事業経営状況の報告について ○議長(徳山威雄) 次に,日程第17 報第19号財団法人福山体育振興事業団事業経営状況の報告について説明を求めます。 ◎スポーツ振興課長(坂本泰之) 報第19号財団法人福山体育振興事業団事業経営状況の報告について御説明いたします。 資料の5ページをお願いいたします。 左側の欄から御説明いたします。 2010年度平成22年度の1,事業実施状況でございます。区分1の自主事業は,3977万円でございます。スポーツ振興事業としてスポーツ教室の開催やミニテニス,ソフトバレーボールなどのニュースポーツ等の普及事業,また体育振興基金事業として指導者養成事業,競技人口拡大事業などを実施いたしました。 次に,区分2の指定管理事業は,6億3811万4000円です。下から6行目,3,その他の(2)管理施設に記載しております緑町公園屋内競技場を初めとする58の体育施設の管理運営業務と体育振興事業としてふくやまマラソンを初めとする各種のスポーツ大会を実施いたしました。ふくやまマラソンは,市制施行95周年を記念する大会として開催し,過去最高の6546人の参加があり,大会の参加者には直前に発生いたしました東日本大震災で被災された方への義援金の募金をお願いするなど,復興を支援する活動を行いました。 区分3の収益事業は,850万円でございます。施設利用者に対する利便供与のほか,スポーツ普及事業としてプロテニスプレーヤーの松岡修造さんをお招きした修造チャレンジテニスクリニックなどの事業を展開しました。 以上,3事業の合計は6億8638万4000円となりました。 次に,2,収支の状況でございます。自主事業収入,福山市からの指定管理料のほか,収入合計は7億613万5000円で,支出合計6億8638万4000円を差し引きまして,1975万1000円が次期繰越額となります。 次に,右側の欄をお願いいたします。 2011年度平成23年度の事業計画でございます。この事業計画は,社会体育の振興を図るため,生涯スポーツの推進や競技スポーツの強化,また障害者スポーツ等の振興を目的とした事業などを充実,実施していくことを基本としております。 自主事業以下,指定管理事業,収益事業を合わせまして,事業支出合計は7億1265万1000円,収入といたしましては,福山市からの指定管理料が主となりますが,7億1265万1000円と同額といたしております。 以上,財団法人福山体育振興事業団事業経営状況の報告について御報告いたしました。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,報第19号を終了いたします。 ────────────────── △日程第18 報第20号 財団法人福山青少年育成事業団事業経営状況の報告について ○議長(徳山威雄) 次に,日程第18 報第20号財団法人福山青少年育成事業団事業経営状況の報告について説明を求めます。 ◎青少年課長(松田宗久) 報第20号財団法人福山青少年育成事業団事業経営状況の報告について御説明申し上げます。 公社等事業経営状況の概要の6ページをお願いいたします。 福山市青少年育成事業団は,新公益法人移行に向けて事務を行っており,公益法人会計におきましても移行中のため,決算と予算の様式が異なっておりますので御了承ください。 それでは,表の左側が2010年度平成22年度の事業実施状況でございます。1,事業実施状況,区分欄1の公益事業の事業費は1億642万9000円で,7月,11月の青少年健全育成のための強調月間の事業を初め,野外活動指導者やボランティアの養成及び派遣など,また自然研修センターを活用しての宿泊研修や各種行事などを実施いたしました。 区分欄2の収益事業は,施設内に設置しております飲料自動販売機の販売手数料を財源とし,施設整備などを実施いたしました。 区分欄3,その他は,施設及び財団の運営,管理費などで905万9000円でした。 公益事業,収益事業,その他の合計は,1億1564万6000円でございます。 続いて,2の収支状況でございます。収入合計は1億1565万3000円で,福山市指定管理料1億913万2000円,その他事業収入,補助金などでございます。支出の合計は,施設の管理,運営事業を初めとし,1億1564万6000円で,差し引き7000円が次期繰越額となっております。 3のその他といたしまして,自然研修センターの利用状況でございます。開所日数337日,利用団体732団体,延べ5万4157人の利用がありました。 以上が2010年度平成22年度の事業報告でございます。 次に,表の右側をお願いいたします。 2011年度平成23年度の事業計画でございます。事業の計画,実施に当たりましては,関係機関や団体などと連携して,青少年の健全育成の諸事業を実施してまいります。 1,事業計画,区分欄1の公益事業は,引き続き青少年健全育成のための7月,11月の強調月間の事業を初め,野外活動指導者やボランティアの養成及び派遣など,また自然研修センターを活用しての宿泊研修や各種行事などを計画しております。 区分欄2の収益事業は,自動販売機の販売手数料を原資として,施設整備などを実施してまいります。 区分欄3の法人会計については,施設及び財団の運営,管理費などでございます。 公益事業,収益事業,法人会計の合計は,1億1017万8000円でございます。 次に,2の予算でございます。1,公益事業区分欄,経常収益は,福山市からの指定管理料9672万4000円を初め事業収益などで,経常収益合計は9872万6000円でございます。区分欄,経常費用は,事業費として9926万3000円でございます。 区分欄,正味財産期末残高は,福山市からの出資金3000万円でございます。 2,収益事業,3,法人会計については,記載のとおりであります。 以上,財団法人福山青少年育成事業団事業経営状況の概要について御説明いたしました。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,報第20号を終了いたします。 ────────────────── △日程第19 報第21号 財団法人福山かんなべ文化振興会事業経営状況の報告について ○議長(徳山威雄) 次に,日程第19 報第21号財団法人福山かんなべ文化振興会事業経営状況の報告について説明を求めます。 ◎文化課長(村上寿広) 報第21号財団法人福山かんなべ文化振興会事業経営状況の報告について御説明いたします。 公社等事業経営状況の概要7ページをお願いいたします。 左側のページから御説明いたします。 2010年度平成22年度の事業実施状況でございます。まず,区分欄1の自主事業は,事業費2840万4000円で,文化会館事業の鑑賞事業では貞松・浜田バレエ団白鳥の湖などを,普及交流事業ではニコピン音楽祭など,育成事業では混声合唱団定期演奏会などを,また資料館事業では体験教室を,記念館事業では古文書入門講座などを実施いたしております。 次に,区分欄2の指定管理事業でございますが,事業費4955万2000円で,各施設で運営,維持管理の事業を実施いたしております。 財団全体の支出額合計につきましては,1億2091万2000円となっております。 続きまして,2の収支状況についてでございます。収入の合計は1億2533万9000円,支出の合計が1億2091万2000円で,差し引き442万7000円が次期繰越額となっております。 なお,事業費の内訳といたしましては,施設別の支出額欄でございますが,文化会館が9271万2000円,資料館が625万5000円,記念館が2194万5000円となっております。 利用状況につきましては,3のその他にお示ししている状況となっております。 以上が事業報告でございます。 続きまして,資料の右側のページをお願いいたします。 2011年度平成23年度の事業計画でございます。区分欄1の自主事業でございますが,文化会館事業の鑑賞事業では海援隊トーク&ライブ2011など,普及交流事業では茶山ウイークなどを,育成事業では大人のためのピアノ教室などを,資料館,記念館におきましてもそれぞれ記載しております事業を計画いたしております。 また,区分欄2の指定管理事業といたしまして,各施設の維持管理のほか,資料館,記念館では,常設展や企画展などを年間を通して実施することといたしております。 続きまして,2の予算についてでございますが,文化会館が9922万2000円,資料館が566万円,記念館が2637万4000円で,支出の合計が1億3125万6000円となっております。 以上,財団法人福山かんなべ文化振興会事業経営状況の概要について御説明いたしました。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして,報第21号を終了いたします。 ────────────────── △日程第20 議第55号 平成23年度福山市競馬事業特別会計補正予算市長専決処分の承認を求めることについて ○議長(徳山威雄) 次に,日程第20 議第55号平成23年度福山市競馬事業特別会計補正予算市長専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 ◎財政課長(小林巧平) 議第55号平成23年度福山市競馬事業特別会計補正予算市長専決処分の承認を求めることについてを御説明申し上げます。 本件は,2010年度平成22年度競馬事業特別会計において,歳入が歳出に不足する見込みとなったために,地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき,翌年度の歳入を繰り上げてこれに充てるための予算措置を地方自治法第179条第1項の規定により,本年5月31日に専決処分をいたしましたので,同条第3項の規定により御報告し,御承認を求めるものでございます。 2010年度平成22年度の競馬事業特別会計の歳入の決算見込み額85億2624万円に対して,歳出の決算見込み額が105億3603万8000円となり,差し引き20億979万8000円が不足見込みとなることから,繰上充用を行い対応するものでございます。 補正予算の内容として,歳入歳出それぞれ20億979万8000円を追加し,予算の総額を108億9932万円とするもので,歳入では諸収入を,また歳出は繰上充用金をそれぞれ20億979万8000円,2010年度平成22年度の収支不足分として計上するものでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(徳山威雄) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。9番式部昌子議員。 ◆9番(式部昌子) この繰上充用は平成20年から始まってるかと思いますが,こういうふうな状況について,どのように認識されているかをお答えいただければと思います。 ◎競馬事務局長(杉原郁充) 繰上充用につきましては,2000年平成12年から繰上充用いたしております。これにつきましては,先ほど財政課長が申し上げましたように,法的に繰上充用が認められたものでございますので,よろしくお願いします。 ○議長(徳山威雄) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第55号議案については,委員会付託を省略いたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) 御異議なしと認めます。したがって,議第55号議案については,委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。9番式部昌子議員。 ◆9番(式部昌子) 議第55号平成23年度福山市競馬事業特別会計補正予算市長専決処分の承認を求めることについて,日本共産党の討論を行います。 競馬事業特別会計にかかわる補正予算は,事業の赤字の穴埋めに20億979万8000円の繰上充用を行うものです。本年の本場の入場者は1日当たり1912人で,対前年度比91.9%,売得金は1日当たり8900万円で,対前年度比97.8%と前年度を下回り,基金繰入金などを除く実質単年度収支は2916万円の赤字です。 今後の馬資源確保,人的資源確保も不安定と予想されています。また,収益増を図るためのかけ式の変更でギャンブル性は強まり,家庭崩壊など市民生活の荒廃が懸念されます。福山市は市民をギャンブルに引き込むのではなく,健全なレジャーやスポーツの振興に力を注ぐべきです。 この事業の当初の目的,戦後復興は達成された今,毎年多額の繰上充用を行いながら当事業を続けるべきではありません。従事者の生活保障をきちんと行えるよう配慮し,廃止への着実な計画を策定することを求めます。 以上述べた政治的比重から,本議案に反対して討論といたします。 ○議長(徳山威雄) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) これをもちまして討論を終了いたします。 これより採決いたします。 本案は承認することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(徳山威雄) 起立多数であります。したがって,本件は承認することに決定いたしました。 ────────────────── △日程第21 議第56号 福山市税条例の一部改正についてから日程第30 議第65号 市道路線の廃止についてまで ○議長(徳山威雄) 次に,日程第21 議第56号福山市税条例の一部改正についてから日程第30 議第65号市道路線の廃止についてまでの10件を一括議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 (羽田 皓市長登壇) ◎市長(羽田皓) 本日は,6月定例市議会を招集いたしましたところ,議員各位には御多用の中を御参集いただきまして,まことにありがとうございます。 今回提出いたしております諸議案の御審議をお願いするに当たり,当面する市政の状況と議案の大要について御説明を申し上げます。 初めに,このたび,職員が生活保護費の返還徴収金などを着服するという事案が明らかとなりました。このことは,市全体の信用を著しく傷つけるものであり,極めて遺憾に受けとめております。議会を初め,市民の皆様に深くおわびを申し上げます。当該職員に対しましては,厳正な処分を行い,刑事告訴の手続も行っているところであります。今回の事案は,行政組織全体に係る重大な問題であり,直ちに全職員に対し,厳正な服務規律の確保について示達を行ったところであり,信頼回復に向け,全庁を挙げて取り組んでまいります。 さて,本年は,市制施行95周年を迎える節目の年であり,100周年に向かって再スタートを切る年でもあります。今年度は「再(Re)」パート2として,昨年度,取りまとめた理念のもと,具体的な施策について再検討,再構築に取り組んでいるところであります。将来都市像,にぎわいしあわせあふれる躍動都市ばらのまち福山の実現に向け,市民の皆様とともに,夢と希望にあふれる,いつまでも住み続けたいと思える持続可能で未来志向のまちづくりを進めてまいります。 なお,市制施行95周年記念事業として,7月1日の市制施行記念日に,リーデンローズにおいて記念式典を挙行することといたしております。当日は,本市における教育文化などさまざまな分野において御貢献いただいた方々の功労者表彰等とあわせ,本市の歴史と文化を紹介する多彩な記念ステージも予定しておりますので,ぜひ,多くの市民の皆様に御来場いただきたいと考えております。 次に,戦後最大の災害となりました東日本大震災の発生から明日で3カ月を迎えます。これまで,本市におきましては,国や全国市長会など関係機関と連携し,人的,物的な支援を行うとともに,市独自で調査チームを被災地へ派遣し実態を把握する中でニーズに応じた支援活動を行ってまいりました。市民,企業,団体の皆様からも,これまで義援金など多くの善意をお寄せいただいております。また,ばら祭では,一日も早い復興を願い,市民の皆様に折りばらを折っていただき,被災者の皆様へお届けいたしました。本市にとってばらは,戦後の復興のシンボルであり,ばらのまちづくりを通じてはぐくまれたローズマインド,思いやり・優しさ・助け合いの心を,復興を祈るメッセージとして被災地に届けることができたものと考えております。これまでの多くの皆様方からの数多くの温かい御支援に対し,心から感謝を申し上げます。さらに,先月20日,21日に開催いたしました第20回ばら制定都市会議ばらサミットにおきましても,被災地への支援などを呼びかけた福山宣言が採択されたところであります。被災地では,今もなお,多くの方々が厳しい避難生活を余儀なくされておられます。被災された方々が安心・安全に暮らせ,将来に向け展望が持てるよう,国において,一日も早い復興,復旧に向けた道筋が示されることを念願いたしております。本市といたしましても,引き続き,被災地のニーズを的確に把握しながら,でき得る限りの支援を行ってまいる考えであります。 また,これまでも災害に強いまちづくりに向け鋭意取り組んできたところでありますが,このたびの大震災を踏まえ,改めて津波・高潮ハザードマップを浸水被害が想定される地域の自治会,町内会へ周知いたしました。今後,地域防災計画の見直しや,先月30日から運用開始をした防災行政無線を活用した防災訓練,中国・四国ブロック緊急消防援助隊合同訓練などを実施することといたしており,本市の防災体制の強化とあわせ,関係機関との連携体制を構築してまいります。災害時の避難場所となる小中学校の屋内運動場につきましては,2006年度平成18年度から計画的に耐震化を進めているところでありますが,2012年度平成24年度には,国の基準で危険性が高いとされている施設が完了いたします。さらに,今年度から,耐震性の低い木造住宅の改修に対する助成も行っておりますので,御活用いただきたいと考えております。今後とも,地域の実情に応じた防災対策に取り組んでまいります。 次に,我が国の経済情勢についてであります。国の月例経済報告では,大震災の影響により,景気は弱い動きとなっており,先行きについても,原子力災害などの影響により,景気が下振れするリスクが存在するとの基調判断が示されております。本市におきましても,福山商工会議所の東日本大震災影響調査では,過半数の企業が震災前より営業状態が悪化したと回答するなど,厳しい状況にあるものと受けとめております。こうした状況に対応するため,被災地域に事業所などを有する市内の中小企業に対し,速やかな事業再開に向けた資金繰り支援として,福山市緊急支援資金融資制度を先月から開始したところであります。引き続き,関係機関と連携し市内中小企業への支援に取り組んでまいりたいと考えております。 次に,福山市立大学についてであります。265人の希望に燃える第1期生をお迎えし,福山市立大学が開学をいたしました。現在は,大学運営のための各種委員会などの立ち上げや,後援会の発足,学生の自治組織となる学友会設立へ向けた動きなどが進んでおり,順調なスタートを切ることができたものと考えております。また,各種団体や高等学校の視察が相次いでいるほか,施設見学会や定期的に開催することとしている公開講座にも多くの皆様に御参加いただいております。市立大学に対する期待の大きさを改めて感じているところであります。市立大学には,地域に開かれた教育研究拠点として地域の発展に貢献できる人材の育成や市のシンクタンクとしての役割を期待いたしております。開学を機に,大学との連携や産学官連携の取り組みを一層推進することで,本市の活力や成長力の向上を目指すとともに,人材の地元での活躍につなげてまいりたいと考えております。 次に,福山港についてであります。先月31日,国において福山港が水島港とともに,国際バルク戦略港湾に選定されたことが公表されました。4月からは,国際コンテナターミナル第2バースの供用開始もされたところであり,今後,海外との物流拠点機能がより一層高まるものと期待をいたしております。また,7月17,18日に届けよう希望の光・夢・未来をスローガンに東日本大震災復興支援イベントを福山港で開催いたします。世界最大級の帆船日本丸の一般公開や復興支援活動のパネル展示などを行うことといたしております。多くの皆様に御来場いただき,より一層,福山港を知っていただきたいと考えております。 次に,温暖化対策事業についてであります。東日本を中心に夏場の電力不足が懸念される中,本市では,本庁舎や各支所などで緑のカーテン啓発事業に取り組んでいるところであります。今年度は市民の皆様方にも御参加いただいており,この啓発事業をきっかけに緑のカーテンが市域全体に広がっていくことを期待いたしております。自然の力を利用する再生可能エネルギーの利用拡大が注目される中,現在,中国電力株式会社により,箕沖町に中国地方初となるメガソーラー発電所福山太陽光発電所が建設されております。12月から稼働予定と伺っており,年間約2100トンの二酸化炭素排出量の削減が見込まれております。本市におきましても,リサイクルプラザへの啓発パネルの設置や施設見学などを通じ,市民,事業者に対する太陽光発電のさらなる普及促進に努めてまいりたいと考えております。 また,自転車の利用促進につきましては,環境意識や健康志向の高まりを背景に,自転車は利用ニーズが高まる一方で,市内では自転車事故が多発しております。このため,5月20日から6月2日までの2週間,市道福山駅箕島線の一部約500メートルの区間で,車道に自転車レーンを設ける社会実験を行ったところであります。今後,有効性や安全性,路線バスの運行への影響などについて,十分検証する中で,歩行者と自転車がより安全で安心して快適に通行できる環境整備を行うとともに,温暖化対策の推進にも努めてまいりたいと考えております。職員によるエコ通勤につきましては約6割の職員が参加するとともに,公用自転車の利用促進により,近距離における公用車利用も減少し,昨年度1年間で合わせて約21.5トンの二酸化炭素排出量を削減することができました。一定の成果が上がっているものと受けとめており,引き続き,職員による自転車利用の促進に努めてまいります。 次に,神辺支所につきましては,合併建設計画を再検討する中で,移転整備することといたしたところであります。これまで建設場所について検討してまいりましたが,神辺文化会館北側に建設することとし,今年度,用地測量などに着手いたします。支所機能,生涯学習機能などを有する複合施設として,また,体育館機能を併設し,神辺地域のコミュニティー活動の拠点となるよう,整備してまいりたいと考えております。 次に,土曜チャレンジ教室についてであります。児童生徒がわかった,できたを実感できる学習の場として土曜チャレンジ教室を,先月28日から市内4カ所においてスタートいたしました。地域の退職教職員の方々の御協力をいただき,公民館などを会場に月2回開催することといたしております。地域ぐるみで学習支援を行い,児童生徒の学習意欲の向上や学力の定着につなげてまいりたいと考えております。 次に,ばらのまち福山ミステリー文学新人賞についてであります。映画「少女たちの羅針盤」につきましては,先月14日から全国上映が始まっております。全国で多くの方々にごらんいただきたいと思っております。今年度,親善友好都市提携40周年となる岡崎市においても,来週から上映が予定されており,ホームページなどでPRいただいているところであります。また,この映画を生み出したばらのまち福山ミステリー文学新人賞も第5回の募集を始めたところであります。多数の作品を応募いただいており,確実に賞の知名度は上がっているものと受けとめております。今後とも,福山発の本格ミステリー作家の登竜門として,この文学賞を盛り上げてまいりたいと考えております。 次に,鞆のまちづくりについてであります。住民協議会が設置され,1年以上が経過いたしましたが,いまだに先が見通せない状況が続いております。今後,議論をさらに深めようとされておられますが,私は,さらに深掘りして次の展望が開けてくるのかといった懸念を強く抱いております。賛成派,反対派双方の参加者からも知事の早期決断を求める声が上がっていると伺っております。控訴審の進行協議につきましても,裁判の期日の決定が持ち越されている状況にあります。裁判所からも進行について決断が求められていると受けとめております。これまで,県の意向を尊重する中で,動向を見守ってまいりましたが,この間にも,鞆は,人口減少や町並みの老朽化の進行などにより,待ったなしの状況にあります。知事におかれましては,鞆のまちづくりをこれ以上おくらせることがないよう,住民協議会の早期の取りまとめや控訴審の進行について,一刻も早く適切な判断を下していただきたいと切に願うものであります。 次に,(仮称)こども発達支援センターについてであります。県東部における発達障害児への適切な支援を行うため,これまで4市1町で連携し取り組みを進めてまいりました。保健,医療,福祉等の機関と連携を図りながら支援が行えるよう,福山市保健センターを改修し整備することといたしております。2012年度平成24年度中の開設を目指し,10月には改修工事に着手する予定であります。広島県立福山若草園につきましても,水呑町へ移転改築され,機能強化される予定と伺っております。今後も引き続き,県や近隣市町と連携し,子どもの発達支援の充実を図ってまいります。 次に,市民病院についてであります。506床を擁する基幹病院へ向け,来月には増築工事に着手する予定といたしております。また,僻地医療拠点病院である神石高原町立病院が常勤医師の不足により医療提供体制の維持が困難な状況となり,診療支援の依頼がありました。そのため,中山間地域の医療における安心・安全を守るという広域的な視点に立ち,今月3日を初回に週1回から2回,医師を派遣し外来診察を支援しているところであります。引き続き,地域の中核病院として,市民の皆様に信頼される医療サービスを提供してまいる考えであります。 次に,競馬事業についてであります。昨年度は,第4・四半期の売り上げが好調であったことや,さらなる賞典奨励費の見直しなどの経費縮減策の効果もあり,3000万円を基金から繰り入れることにより単年度収支を確保できる見込みであります。今年度につきましても,第3回開催終了時点での売得金は,前年度を上回っているものの,5月後半から売り上げに陰りが見えていることなど,事業運営は引き続き厳しい状況にあります。事業継続の絶対条件である実質単年度収支の確保に向け,競馬関係者と連携する中で,全力で取り組んでまいる考えであります。 次に,今回提出いたしております議案について御説明を申し上げます。 条例案として,福山市税条例の一部改正についてなど3件,その他の議案として,大津野ポンプ場築造工事(土木工事)請負契約締結についてなど7件を提出いたしております。 何とぞ慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(徳山威雄) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第56号福山市税条例の一部改正についてから議第65号市道路線の廃止についてまでの10件に対する質疑は,後日に譲りたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) 御異議なしと認めます。したがって,議第56号議案から議第65号議案までの10件に対する質疑は,後日に譲ることに決定いたしました。 ────────────────── ○議長(徳山威雄) お諮りいたします。 議事の都合により,6月13日から6月15日までの3日間休会いたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(徳山威雄) 御異議なしと認めます。したがって,議事の都合により,6月13日から6月15日までの3日間休会することに決定いたしました。 ────────────────── ○議長(徳山威雄) 次の本会議は,6月16日午前10時から開きます。 ────────────────── ○議長(徳山威雄) 本日は,これをもちまして散会いたします。         午前11時10分散会 ────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 福山市議会議長 福山市議会議員 福山市議会議員...